ケナフを育てよう!

 発芽のめやすは地温20度です。西日本では5月、東日本では6月が種まきの適期です。

 ケナフは寒さに弱く霜が降りると枯れてしまいます。日本では春種を蒔くと、秋には別名ホワイトハイビスカスと呼ばれる花を咲かせて、茎の太さ直径2−3センチ、高さ2−4メートルまで生長します。ケナフの花は朝咲いてその日のうちに萎んでしまう一日花ですが、つぎつぎに毎日のように咲きます。ケナフは根の生長を優先する植物で栽培初期は生長が遅いですが根が十分に伸長した後はグングン伸び始めます。ケナフは挿し芽にしても育ちます。とても生命力の強い植物です。当会では例年ケナフコンテストを開催していますので、ぜひご応募くださいね。

 学校の花壇や家庭の庭で、ヒマワリやコスモスと同じような感覚でケナフという植物の栽培を大いに楽しんでください。花をめいで、ぜひ紙作りにもご挑戦ください。

 ケナフの種は市販の種屋さんでも入手できますが、もし手に入らない場合はケナフの会でも頒布していますのでお申し込みください。