1999年 12月号

vol.3

発行:ケナフの会(代表 木崎秀)  〒729-2502広島県安浦町三津口
FAX:0823-83-0841 E-mail:info@kenaf.gr.jp


'99 ケナフサミット 「ケナフの夢とその可能性を探る」

みなさまのおかげで年々充実してくるサミット。いよいよ2000年は国際シンポジウムが広島で開催されることが決定しました。

    ■ケナフサミット1999 in やすうら■

    1999年10月16日(土)・17日(日)
    会場 グリーンピア安浦
    主催 広島ケナフの会
    共催 ケナフネットワークジャパン
        グリーンピア安浦
    後援 ケナフ協議会
    定員 300名

 

ケナフサミットに見る市民活動の可能性

 「今なぜケナフなのか」と参加者の興味が集まった第1回ケナフサミッ ト。
 ケナフの可能性に目覚めた第2回。
 そして今年の第3回目は、シンポジウムのパネラーの顔ぶれや、参加者の発表 の内容等から、ケナフに関する各分野のエキスパートが市民の中から数多く生まれていることを知 らされました。
 ケナフに興味を持ち、初めて紙鋤を経験した3年前から比べると、たくさんのケ ナフ博士が誕生した事に驚いています。
 また、ケナフに対する企業の注目度が測れるアンテナショップ。ここでも、 第1回 では植栽啓発のための農業関係の書籍が主体でしたが、わずか2年後の今回は、 ケナ フ関連の書籍は勿論、生活用品から建材ボードにいたるまで、並べられたケ ナフ関連 商品は70種類にも及びました。ケナフに求める可能性の追求が頂点に達 してきてい ます。
 活動が活発になったこの数年、ケナフの知名度は加速度的に高まりました。はじめはコストパフォーマスンスを理由 に製品化に 難色を示していた企業も多くの製品を生み出し始めました。 ケナフサミットを開催すること3回、わずか2年の間に見るこの急展開に、 市民活動 が作る新しい時代を予感させられました。

平田 義隆

講演・シンポジウムでご協力くださった先生方

稲垣 寛先生(ケナフ協議会会長)
鮫島一彦先生(高知大学農学部森林科学科教授)
小谷寛治先生(呉大学社会情報学部教授 ケナフの会顧問)
熊井清雄先生(愛媛大学農学部教授)
勝井 徹先生(宮城県立南郷高校 ケナフ協議会理事)
垣淵和正先生(株式会社四国総研バイオ研究部 農学博士)
吉岡昌子先生(甲山ケナフの会代表)

ご協力くださったみなさまには心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。


99年ケナフサミッ ト宣言

地球の未来に関心を持ち、地球や地域のことを考え、生活のレベルを2 分の1に落としていくことで、モノにとらわれない未来像を創ろう。


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