ケナフサミットに見る市民活動の可能性
「今なぜケナフなのか」と参加者の興味が集まった第1回ケナフサミッ ト。
ケナフの可能性に目覚めた第2回。
そして今年の第3回目は、シンポジウムのパネラーの顔ぶれや、参加者の発表 の内容等から、ケナフに関する各分野のエキスパートが市民の中から数多く生まれていることを知 らされました。
ケナフに興味を持ち、初めて紙鋤を経験した3年前から比べると、たくさんのケ ナフ博士が誕生した事に驚いています。
また、ケナフに対する企業の注目度が測れるアンテナショップ。ここでも、 第1回 では植栽啓発のための農業関係の書籍が主体でしたが、わずか2年後の今回は、 ケナ フ関連の書籍は勿論、生活用品から建材ボードにいたるまで、並べられたケ ナフ関連 商品は70種類にも及びました。ケナフに求める可能性の追求が頂点に達 してきてい ます。
活動が活発になったこの数年、ケナフの知名度は加速度的に高まりました。はじめはコストパフォーマスンスを理由 に製品化に 難色を示していた企業も多くの製品を生み出し始めました。 ケナフサミットを開催すること3回、わずか2年の間に見るこの急展開に、 市民活動 が作る新しい時代を予感させられました。
|